山一証券、最後の債権者集会

●高等泥棒の論理
question:1101357578

2ヶ月ほど前に、
山一證券は倒産ではなく廃業だったはずですが、なぜ1000億円以上も回収不能になったのですか?」というはてながあった。

05/01/26の記事(読売online版)に
破産管財人の松島英機弁護士が清算業務の最終報告を行い、集会後、同地裁が破産手続きの終結決定を出した。今後、法人登記が抹消され、破産宣告から約5年8か月を経て、山一証券は消滅する。
 取引先企業など債権者に支払われた配当は、最終的に約1905億円。配当率は62%に達し、当初予想された50%を上回った。この結果、山一証券日本銀行から借り入れた無担保の特別融資(日銀特融)のうち、約1111億円が焦げ付き、国民負担となることが確定する。」とある。
なにやら金融記事のように見えるが、単純に云えば、山一・日銀を隠れ蓑に、山一という一私企業の債権者に、国民の懐からむしり取って支払った、ということですぞ。