2008-01-01から1年間の記事一覧
米抵当銀行協会(MBA)が19日発表した3月14日までの週の住宅ローン申請指数 (季節調整後、新規購入・借り換えを含む)は、前週比2.9%低下し652.0と なった。2007年12月最終週以来の低水準。 住宅ローン借り換え申請指数(季節調節済…
米労働省が発表した新規失業保険週間申請件数は以下の通り。 (失業保険・Rは修正値) 日付までの週 申請件数 4週間移動平均 受給総数03/15/08 378,000 365,250 Unavailable03/08/08 356,000-R 359,250-R 2,865,00003/01/08 353,000 359,750 2,833,000-R02/…
このところ米国の景気後退が、ほぼ避けられない情勢になってきた。 単純なリセッションか、厄介なスタグフレーションか、いずれ景気後退に陥る。 実際のプロセスを追うのに夢中で、記事を書くのはお留守になり勝ち。
○内閣府の「景気統計ページ」に 景気動向指数、機械受注統計調査、穂人企業景気予測調査、消費動向調査、企業行動に 関するアンケート調査を一括して掲載 ○景気動向指数に採用している計数のうち、先行系列は次の12系列 L1 最終需要財在庫率指数(逆)、L2 …
米供給管理協会(ISM)が発表した製造業部門景気指数は以下のとおり。 2月 1月 12月 11月 10月 9月 8月 景気 48.3、50.7、48.4、50.0、50.4、50.5、51.2 新規受注 49.1、49.5、46.9、52.5、52.8、53.6、54.5 生産 50.7、55.2、48.6、51.3、50.1、54.1、54…
◆信頼性の低い指標 ・信頼性を規定する要因はいろいろである ・しばしば速報値が修正される場合 ・統計技術的な問題、etc ○マスコミで大きく取り上げられる割には誤解を招きやすい六つの指標 1.小売売上高、修正幅と修正回数で群を抜いている 2.耐久財受…
【アメリカ金融・景気指標の読み方】/L・H・ハントは、20年前に出版された本だが、 現在でも、適当な類書がないのかどうか、古書で定価の四倍から八倍近い価格で売られ ている。ちなみに原題はA TIME TO BE RICH というものだ。この20年間にも、様々な経済学…
◆産業技術総合研究所から【きちんと分かる時計遺伝子】が出版された。 内容紹介に、 1日の周期である概日リズムは30億年以上前の地球で生まれたシアノバクテリアから、植物は もちろん人間や昆虫に至るまですべてが備えている。驚くことに、時計遺伝子は人間…
岡田英弘は【世界史の誕生】で、世界史はモンゴル帝国とともに始まったと喝破した。 その意味を、簡潔明瞭に記した【歴史とはなにか】/文春新書から引用すると、 モンゴル帝国は、東アジアから北アジア、中央アジアを通って、東ヨーロッパ、西南アジア、 南…
BookOffで105円で買ってきた【GIS/電子革命地図】という本をパラパラ捲っていたら ふと面白い一節にあたった。 伊能忠敬の作成した地図を、幕府天文方の高橋景保がシーボルトに内緒で手渡したこ とから派生したシーボルト事件は有名だ。この地図が、後にペリ…
経済統計/経済状況の分析及び分析用具のサイトは様々なものがある。 取敢えず、日常的に利用しているものを挙げておく。新しい注目サイトを 見つけるごとに更新し、過去のものは削除すること。◆Yahoo!カテゴリ「経済統計と経済指標」/リンク集 ○これは…
地球温暖化をめぐる論議には、単なる雑音と、本質的に重要な論議とがごたまぜに雑居 している。素人が、とても近寄りがたいシュミレーション・モデルが構築される一方、 将来の予測理論には、本質的に推測の域を出ない要素が内在し、そこに素人が口を挟む 余…
例によって「Earth Trends」の左側欄の「Climate and Atmosphere」から Searchable Database を選択して、その中の5番目「Climate: Global mean surface temperature」を選ぶと、world と出てくるから、「world」を 選択して、「Get all country data for se…
「自家融解」は、昔から良く知られている。例えば、10年ほど前の百科事典を開いても 「細胞の中にリソソームというタンパク質分解酵素を含む径約0.4μmの胞状の構造があるが, いつもは,このリソソームは食細胞運動によって細胞内に入ってきた食胞と融合して…
早速、昨日のEarth Trends を使ってみたくなった。ヨーロッパの積雪記録は 載っているかどうか、半信半疑、snow level と検索してみた、ヒットしない。snow だけで検索すると、「Snow and ice covered area」がヒットした。 万年雪または氷河に覆われた地域…
今朝届いた団藤保晴氏の「インターネットで読み解く!」No.156に世界各国の国民 一人当たりの紙の消費量の話が載っている。 http://dandoweb.com/元記事は、「Language Observatory」に載った「穏やかなミャンマーの友人の怒り」 (参照)というコラムの一節…
refdesk.com(参照) のSITE OF THE DAY で UNIVERSITY OF RICHMONDの「CONSTITUTION FINDER」(世界の憲法集成:参照)が紹介 されている。各国の憲法・憲章・改正憲法・修正条項など関連文書へのリンク集で、 ほぼ全世界が網羅されているようだ。国別及び…
「食生活の乱れ」が指摘されている。 【日本の食と農−危機の本質】/神門善久/NTT出版の中で、筆者は指摘する。 消費者自身が何をしてきたかを観察してみよう。現在の日本で最大の食の問題は、 食生活の乱れである。BSEや遺伝子組み換えなどが仰々しく報道さ…
「低気圧が近づいてくると身体の不調を訴える人が多いのですが、これって 何が原因なんでしょうか」という質問が載っている。 http://q.hatena.ne.jp/1202340443○「LBWみんなの天気予報」に生気象コラムが載っている。 http://tenki.lbw.jp/ 08/01/25のテー…
スペンスドルフの「宇宙線による雲」の考え方と似てはいるけれど、別の要因で 形成される雲によって、地球に降り注ぐ太陽光線が弱くなっているという現象を Global Demmingと称している。日本語では「地球薄暮化」(ウィキペディア)と 云う。地上から放出さ…
科学技術情報に関する「検索」をしていて、どうしてこんなに科学技術情報の サイトが分散、乱立状態なのか呆れてしまった。目に付いたニ、三のサイトを挙げておくと(特徴が分かるほど使い込んでない)、 ○サイエンス・ポータル/科学技術全て伝えます http:/…
07/02/20の田中宇氏が、「地球温暖化のエセ科学」という論評を書いている。田中氏の論評は、中々、面白いと思っている。資料も、広く渉猟し、論説の典拠を丁寧に挙げている点 も好感が持てる。しかし、とかく陰謀論的な議論に走りがちなのは如何にも浅薄だ。…
08/02/04のNBonline/時流超流に 突然の「携帯官製不況」/有害サイト規制を義務化した総務省の拙速 と題する記事が載っている。 「災害時は携帯からのアクセスが中心になるはず。早急にアクセスできるようお願いしている (埼玉県庁)。埼玉県が2007年11月に…
国際戦略コラムのNo.2860は「中国への不安と期待」(08/02/03)を描いている。 要点は ○市場経済から統制経済に逆戻りをした印象 イ.外資優遇策を排除して、国内企業と同率の企業税にした ロ.不動産価格の高騰を受けて、銀行金利を上げたが効果なく、とうとう…