司馬史観について/覚え

http://www.hatena.ne.jp/1101253723
ここに司馬史観についての、批判的な意見を求める"はてな"が出ている。
いろいろ書きたいことはあるが、時間がないので後で参照のこと。
余りの多くの"はてな"が、次々と流れていくために埋もれてしまわないための覚え。

取りあえず、次の点だけ...
・自分の世代の過ごしてきた青春時代に、ある種の慙愧の念を抱いてきた
世代に「明治」に対する回顧的憧れを通して「間接的に「昭和初期」を
批判することで、一種の爽快感を与えた。
・「史観」には、必ず同時代の風潮が反映されるもので、時代の風潮が反映
される度合いに応じて持て囃されるが、同時に忘れられるのも早い。
・司馬に限らず、何々史観と持て囃され、いまでは全く省みられない作家、
例えば山路愛山徳富蘇峰など、いくらもいる。古くは頼山陽。もっと
古くは太平記平家物語義経記なども、この系統に入れてもよいか。